これで完璧!海外旅行でSIMカードを使う方法・手順・選び方を徹底解説

海外SIM

海外SIMを利用すれば「海外でも安くスマホが使える」「高額請求の心配がない」とあって、利用をする方が多くなりました。

海外SIMならデータローミングのように高額な料金はなく、海外のスマホ利用でよく聞く「パケ死」に陥るような心配もありません。

とはいえ、はじめて海外SIMを使うとなると

  • どこで購入すればよいのか?
  • 設定はどうすればよいのか?

など分からない部分が多いかと思います。

そこで本記事では、

  • 海外SIMってどういったものなの?
  • 海外SIMを利用するための手順
  • 海外SIMのメリット・デメリット

など気になるポイントを解説していきます。

海外SIMの利用も、分かってしまえば難しいところはありません。
サクッと理解して海外でも安くスマホを利用していきましょう。

海外SIMとは?そもそもSIMカードってなに?

そもそもSIMカードとは?

SIMカードは回線を使うための身分証

SIMカードは、固有のID番号が記録されたICカードのことで、契約している通信キャリアの回線を使うための身分証のようなものです。

ドコモ、au、ソフトバンクのような大手キャリアや、あるいは格安SIMで通信契約をしている人なら必ずスマホにSIMカードがセットされているはずです。

SIMカードがないと、ドコモ、au、ソフトバンクなどと契約していたとしても、電話をしたり、キャリアの回線を利用したりすることはできません。

電話や通信を利用するために必ず必要になるものがSIMカードです。

海外SIMは海外でスマホを使う方法のひとつ

日本のキャリアのSIMカードのまま海外でスマホを利用すると、通信料や電話代が非常に高額になります。

というのも海外では日本のキャリアの通信エリア外になるので、海外で現地の電波をキャッチする「データローミング」というサービスを利用することになるからです。

データローミングを利用すると、通信料はかなり高額になります。また電話も「国際電話」となるので、通話料は高額になります。

海外でスマホを使う方法は、データローミングやポケットWi-Fiなどいくつか方法あります。その中でも「海外SIM」は安くスマホが使える方法の一つです。

▼オススメの海外WiFi

海外SIMは、その名の通り、海外で利用できるSIMカードのことです。

海外SIMは1日~3ヶ月ほど使えるプリペイド式のSIMカードで、旅行や出張で便利に利用することができます。

海外SIMを利用すれば、データローミングのように海外でも通話料や通信料が高額になることはありません。

海外SIMを使うには「SIMフリー化」が必要

ドコモ、au、ソフトバンクで購入したスマホにはSIMロックがかかっていて、自社の回線でしか利用できないようになっています。

つまりドコモのスマホであれば、ドコモの回線でしか利用できないということです。

日本のキャリアのスマホで、海外のキャリアの回線を利用するためには「SIMロックの解除(SIMフリー化)」が必要になります。

ショップの店頭またはマイページから、SIMロック解除の手続きが可能です。

SIMロックの解除の手続きはどのキャリアも、マイページからなら無料、店頭での手続きは手数料3,000円となっているので、とくに理由がなければマイページから手続きを行うのが良いでしょう。

格安SIMでもSIMフリー化が必要な場合もある

格安SIMで購入したスマホは、基本的はSIMフリーのスマホなのでSIMロックの解除が必要ありません。

ただし格安SIMでも、UQモバイルやワイモバイルなどは、一部の機種にSIMロックをかけているので、該当の機種をお持ちの場合は、SIMロックの解除が必要になります。

格安SIMでスマホを購入した人も、海外SIMを利用する前に「自分が持ってるスマホは本当にSIMフリーなのか」については確認しておく方が良いでしょう。

なお、ネット通販、家電量販店、アップルストアなど、キャリアや格安SIM以外からスマホを購入した場合については全てSIMフリーとなります。

とくにSIMロックの解除などは必要なく、そのまま海外SIMを挿して利用することができます。

海外旅行でSIMを使うメリットとデメリット

海外SIMは「海外で安くスマホが使える」などのメリットがある一方で、いくつか事前に確認しておくべきデメリットがあります。

海外SIMのメリットとデメリットは以下の通り。

  • メリット
    海外でも安くスマホが使える
    「データ使い放題」が使える
  • デメリット
    購入や設定の手間がある
    電話番号が変わる

それぞれのメリット、デメリットについて詳しく確認していきましょう。

メリット

海外でも安くスマホが使える

海外SIMは、海外でも安くスマホが使えるのが最大のメリットです。

契約しているキャリアのSIMのままでも、データローミングというサービスを利用して海外でそのまま通信することも可能ですが、費用は高額になります。

キャリアのデータローミングも以前に比べるとかなり料金が下がってきていますが、それでも、まだまだ料金は割高です。

たとえば、ソフトバンクで25MB以上を海外で通信すると、1日で料金は2,980円となります。

▼ソフトバンクの「海外パケットし放題」

ソフトバンクの「海外パケットし放題」

一方で、海外SIMなら同じ料金で、数GBのデータ容量で、2週間以上利用することが可能です。

料金については海外SIMの方がかなり安く抑えられます。

安く海外でスマホを使いたいなら、海外SIMの利用が賢い選択の一つといえるでしょう。

「データ使い放題」が使える

海外SIMは「データ使い放題」が安く使えるのも魅力です。

アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの地域なら2,000~3000円ほどの料金で1週間ほどデータ使い放題の海外SIMもあります。

ただ「データ使い放題」と言いつつも「1日に300MBまで」などの上限を設けているものも多いので、この辺りは事前によく確認しておく必要があります。

データ使い放題のSIMなら、海外でもデータ容量の上限を気にせずにネットを利用を利用することができます。

デメリット

購入や設定の手間がある

契約しているキャリアのデータローミングでそのまま海外でスマホを使うのと比べると、海外SIMは購入や設定の手間があります。

データローミングなら専用のアプリから設定が完了し、SIMの差し替えの手間もありません。

「料金が高くても旅行前の手間を少なくしたい」という人はデータローミングも選択肢の一つとなるでしょう。

電話番号が変わる

キャリアのデータローミングで海外でスマホを使う場合は、日本にいる時の電話番号がそのまま使えますが、海外SIMを利用すると電話番号が変わります。

海外で日本の知り合いに電話をかけてもらうためには、事前に電話番号を伝えておくか、旅行中に電話以外の連絡手段で電話番号を伝える必要があります。

海外simを使うための手順

海外SIMを使うための手順は次の通り。

  • SIMロックを解除する
  • 海外SIMを購入する
  • アクティベーションを行う
  • APN設定を行う

キャリアのデータローミングを利用する場合も多少の設定は必要になりますので、それに比べて海外SIMを利用する場合でも、実は大きく手間が増えるわけではありません。

海外SIMを使うための手順について、それぞれ確認していきましょう。

【手順①】SIMロックを解除する

ドコモ、au、ソフトバンクのSIMロックの解除は、ショップの店頭またはマイページから可能です。

おすすめは手数料無料のマイページからの手続きです。

各社のSIMロック解除の手続きの方法はこちらから確認できます。

  • ドコモのSIMロック解除の手続き(ドコモ公式ページ)
  • auのSIMロック解除の手続き(au公式ページ)
  • ソフトバンクのSIMロック解除の手続き(ソフトバンク公式ページ)

マイページからなら、SIMロックの解除は5分~10分ほどで完了できる簡単な手続きなので、海外SIMを購入する前にサッと済ませてしまいましょう。

【手順②】海外SIMを購入する

海外SIMを購入する方法は以下の2つです。

  • 現地のショップや空港で購入する
  • 事前に日本のAmazonなどの通販で購入する

現地のショップや空港で海外SIMを購入すれば「アクティベーション」や「APN設定」を店員さんが全て済ませてくれることが多いです。

設定が不安という人は現地での購入を検討してみると良いでしょう。

一方で、「現地で海外SIMが買える場所を探すためにバタバタしたくない!」という人は、Amazonで海外SIMを事前に購入しておくのがおすすめです。

通販サイトで海外SIMを買う場合も、楽天やYahoo!ショッピングは海外SIMの品ぞろえが良くないので、基本的にはAmazonから購入するのが良いでしょう。

【手順③】アクティベーションを行う

海外SIMではものによっては、アクティベーションという手続きが必要になります。

アクティベーションは回線を有効にするための手続きです。

キャリアのWebサイトにアクセスし、

  • アクティベーションコード(パッケージに記載)
  • SIMカードシリアルナンバー(SIMカードに記載)
  • スマホのIMEI番号(スマホの設定から確認可能)

などを入力することでアクティベーションができます。

たとえばアメリカで使える「T-mobile」のSIMカードの場合は、Amazonでの商品説明を見ると、下記のような記載があり、開通日の2日前までにアクティベーションが必要となっています。

アクティベーション不要のSIMもあるので「自分で設定とか面倒」と思った方は、アクティベーション不要のSIMを選ぶと良いでしょう。

[itemlink post_id=”142″]

【手順④】APN設定を行う

最後にAPN設定を行いましょう。

APN設定とはネットの回線につなぐための、スマホ側の設定のことです。
SIMカードを海外SIMに差し替えた場合には、新たにAPN設定を行う必要があります。

iPhoneのAPN設定は、プロファイルというAPN設定の情報が詰まったソフトをインストールするだけで完了します。

海外SIMのパッケージや取扱説明書の中にQRコードなどでプロファイルをインストールするためのURLが記載されているはずです。

AndroidのAPN設定は、スマホの「設定」の中のネットワーク設定から行います。

設定の際にはアクセスポイントの情報を手入力する必要がありますが、入力内容については購入した海外SIMの取扱説明書の中に記載があるはずです。

このAPN設定まで済ませると、お手持ちのスマホで、現地の海外SIMの回線が利用できるようになります。

海外SIMを選ぶときの注意点

海外SIM選びで失敗しないために、事前に知っておくべき注意点がいくつかあります。

海外SIMを選ぶときの注意点は以下の3点です。

  • スマホの「対応バンド」を確認しておく
  • SIMのサイズも確認しておく
  • 容量不足が心配なら「データ通信使い放題」

それぞれの注意点について確認していきましょう。

スマホの「対応バンド」を確認しておく

海外SIMの回線で利用するバンド(周波数帯)にお手持ちのスマホが対応しているかは事前に確認しておく必要があります。

Amazonで海外SIMを購入するのであれば、下記のようなにSIMで利用するバンドについては商品説明の中に書かれています。

▼海外SIMのバンドについての説明の例

●使用可能な端末

simフリースマートフォン(タブレット・WIFIルーターなど不可)
4G LTE B2&B4対応(必須)*B12にも対応している場合、電波受信が更に良くなります

引用:MOST SIM(Amazon)

また、お手持ちのスマホの名前をGoogleで検索して公式サイトの商品説明のページに進むと、スマホの対応バンドについて記載があるはずです。

たとえば、iPhone7の場合は以下の用に記載されています。

▼iPhone7の対応バンドの説明

  • モデルA1779**/モデルA1785**
    FDD-LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、27、28、29、30)
    TD-LTE(バンド38、39、40、41)
    TD-SCDMA 1,900(F)、2,000(A)
    CDMA EV-DO Rev. A(800、1,900、2,100MHz)
    UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
    GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
  • 全モデル
    MIMO対応802.11ac Wi‑Fi
    Bluetooth 4.2ワイヤレステクノロジー
    リーダーモード対応NFC
    エクスプレスカード
    FeliCa

引用:iPhone7(公式サイト)

例に挙げた海外SIMの場合だと、LTEのB2、B4、B12に対応していればオッケーなので、iPhone7の場合は上記の画像からもわかる通り、全てのバンドに対応しています。

したがって、iPhone7は例に挙げた海外SIMの回線が問題なく利用できることになります。

このようにしてAmazonから海外SIMを購入する際には、対応バンドを事前に確認しておくことが必要です。

現地のショップや空港で購入する場合にも、SIMで利用するバンドを確認し、手持ちのスマホの対応バンドと照らし合わせて確認をするようにしましょう。

SIMのサイズも確認しておく

購入するSIMカードのサイズがお手持ちのスマホに合っているかも確認しておきましょう。

SIMカードには以下の3種類のサイズがあります。

  • 標準SIM
  • micro SIM
  • nano SIM

よほど古い機種出ない限りは、お手持ちのスマホのSIMカードのサイズは「nano SIM」になります。

たとえばiPhoneの場合、iPhone 5以降の機種はすべてnano SIMとなります。

海外SIMのサイズは、ほとんどのカードで、切り抜いて全サイズに対応できるタイプのSIMになっています。

スマホのSIMはほとんど「nano SIM」で海外SIMはほとんど「全サイズ対応」となっているので、対応バンドとは異なり、SIMカードのサイズについては実はあまり神経質になる必要はありません。

ただし、SIMの商品説明に「全サイズ対応」の記述があるかだけは一応チェックしておく方が良いでしょう。

容量不足が心配なら「データ通信使い放題」

いざ海外に行くと、ネットやアプリでお店を探したり、マップで道を調べたりと何かとデータ容量を消費します。

現地で容量不足になってしまうと、かなり面倒なことになるので、海外SIMを購入する際は、少し多めの容量のSIMを選んでおくのが無難です。

もし容量不足が心配なら「データ使い放題」の海外SIMを購入しておくのも手です。

データ定額の方が料金はやや安めですが、データ使い放題のSIMを選んだとしても大きく値段が上がることはありません。

容量不足が心配ならデータ使い放題のSIMも合わせて検討してみると良いでしょう。

国別!海外旅行でおすすめの海外SIMカード

各地域でおすすめの海外SIMをピックアップしました。

ぜひ海外SIM選びの参考にしてみて下さい。

アジアでおすすめの海外SIM

▼AISアジア16カ国 周遊プリペイドSIM

中国、台湾、シンガポール、マレーシアなどアジア16か国で利用できる海外SIMです。

使い放題とありますが4GBを超えると速度制限(128kbps)があります。
8日間使えて1,250円はかなりお得です。

ヨーロッパでおすすめの海外SIM

▼ヨーロッパ 周遊 プリペイド SIMカード

イギリス、ドイツ、イタリア、オーストリアなどヨーロッパの多くの国で使えるヨーロッパ周遊の海外SIMです。

アクティベーション不要で利用できるのが魅力。
日本語マニュアル付きなのも安心です。

アメリカでおすすめの海外SIM

▼MOST SIM – アメリカ SIMカード

アメリカの大手キャリアT-Mobileの回線を利用した海外SIMです。

アラスカ、グアムを除くアメリカ全土、ハワイで利用可能です。
通話、SMS、データ使い放題が全て使い放題なのが魅力です。

世界78か国で利用可能な「変なSIM」

「変なSIM」はH.I.S.モバイルから発行されている海外SIMです。

アジア、ヨーロッパ、アメリカなどの78か国で利用可能となっています。

変なSIMは今使っているSIMカードの上から貼って利用するタイプのSIMカードです。

貼ったままで、日本のキャリアの通信も可能なので、日本で貼っておけば、海外でもSIMカードを差し替えることなく、そのまま通信することができます。

料金は、SIMカード代が1,980円、通信料金が1日500円(200MBまで)となっています。

現地の海外SIMを利用するのと比べると料金は高めですが、専用アプリから日本語で設定して簡単に利用できるのが魅力です。

いちどSIMカードを購入してしまえば、旅行のたびに何度でも使えるのもポイントです。

まとめ:海外旅行のネット代をおトクにするなら海外SIM!

海外SIMの使い方、メリット・デメリット、注意点等について解説しました。

海外SIMを利用すれば、旅行や出張に必要な通信費を大きく節約できるはずです。使い方を抑えて、ぜひ海外でも快適にスマホを利用していきましょう。

もしも海外SIMが大変そう、と感じたら、海外レンタルWiFiを検討してみてください。

海外レンタルWiFiなら、日本でフリーWiFiに繋ぐような感覚でカンタンにネットを使えますよ^^

海外用レンタルwifi おすすめの海外レンタルWiFiと選び方まとめ!海外を快適&安全に旅しよう