パウダースノーで有名なキロロリゾートにあるキロロトリビュートポートフォリオホテル。
開業当初はヤマハが運営する「ホテルピアノ」というホテルだったため、館内には楽譜やト音記号など面影がいくつか残っています。
現在はホテルオーナーがタイ人ということもあり、日本とタイ王国の国旗が掲げられています。
オフシーズンにあたる5月〜10月は観光客も少なくお得な料金で泊まれ、室内温水プール・BBQ・温泉露天風呂もあるリゾートホテルです。
キロロトリビュートポートフォリオホテルの宿泊レビュー
キロロトリビュートポートフォリオホテルに入ると、ヨーロッパにあるような洋館造りで、小樽ガラスを連想するシャンデリアがシンボルのロビーが出迎えてくれます。
天井高もあり、ラグジュアリーな雰囲気です。
ロビーラウンジには「旧ホテルピアノ」の名残もあり、ピアノが飾っています。
部屋:スーペリアルーム・ツインベッド
案内されたのは6階「5610号室・スーペリアルーム・ツインベッド」
6階の低層階に位置し、客室の間取りはよくある一般的な間取りです。
ちなみに、他には以下のような客室があります。
ルームカテゴリー | 定員 | 面積(㎡) |
---|---|---|
スタンダードルーム | 2名 | 30㎡ |
スーペリアツインルーム | 3名 | 44㎡ |
スーペリアトリプルルーム | 4名 | 42㎡ |
ペットフレンドリールーム | 3名 | 記載なし |
マウンテンビュールーム | 2名 | 36㎡ |
デラックスツインルーム | 3名 | 60㎡ |
デラックスキングルーム | 2名 | 60㎡ |
和室スイート | 3名 | 65㎡ |
ジュニアスイート | 3名 | 72㎡ |
キロロスイート | 4名 | 140㎡ |
マウンテンスイート | 4名 | 149㎡ |
ベッドルーム
ベッドとテレビボードとの間が広く、荷物が多くなるウインターシーズンでも快適にくつろげるゆとりある広さです。
部屋の広さのわりにはテレビのサイズが小さく、ベッドに寝転びながら見るには見づらさを感じました。
窓からの景色は山だけで、正面エントランス真上の部屋になので目下はホテルの駐車場です。
8月下旬の滞在でしたが、夜遅い時間にソファで座っていると窓から冷気を感じました。
半袖1枚では外を歩くには寒すぎて、長袖のパーカーを重ねてやっと肌寒さを感じない気温は北海道を感じました。
ミニバー
UCCカッフェドリップ・電気ケトルがあり、上の棚にコップ類が陳列されています。
以下の飲み物は無料です。
- ボトルウォーター(2本)
- コーヒー(UCC,インスタントコーヒー)
- 緑茶
下段にある冷蔵庫の中身は空っぽです。
クローゼット
部屋に入るとすぐに大きなクローゼットがあります。
ホテルでは珍しい壁掛けフックが2ヶ所にあります。
子供のバッグ・帽子をかけておくのに非常に便利でした。
バスルーム&パウダールーム
洗い場がないバスルームです。
バスルームにも洗面台があり少し変わった設計ですが、大浴場も温泉もホテルにあるのでそちらを利用する人の方が多いと思います。
以下のアメニティが揃っています。
- 歯ブラシ
- ヘアブラシ
- 髭剃りキット
- シャワーキャップ
- シャンプー(浴室)
- コンディショナー(浴室)
- ボディソープ(浴室)
シャンプー・コンディショナー・ボディソープは浴室備え付けです。
トイレは独立型で広さもあります。
その他
テレビボード下の引出しには、セキュリティボックス・作務衣が用意されています。
「お部屋着」として部屋だけの着用で、ロビー階などへは着てはいけません。
食事(夕食・朝食)
今回は夕食と朝食を利用したので紹介します。
ディナー
夕食付きプランで食べられるレストランが、ロビー階にある「オールディダイニング・アルパインブラッセリー」でした。
生演奏を聞きながらの食事は雰囲気が良くなります。
ディナーメニューは以下です。
実際の料理等は写真で紹介します。
小学生の子供たち2人には、キッズメニューからアラカルトを注文しました。
キッズメニューのサイズとは思えないボリュームで2人では食べ切れませんでした。
朝食(ポップ)
利用した際は、朝食はセットメニューでの提供でした。
キロロトリビュートポートフォリオホテルの館内施設
大浴場

※公式サイトより転用
トリビュートポートフォリオホテルに大浴場が1ヶ所、キロロタウンには温泉大浴場があります。
室内プールで遊びんだあとにそのまま「キロロ温泉」に入りました。
露天風呂がぬめりけのある温泉で、浴室内は天然水を使ったお風呂です。
室内温水プール
営業期間 | 8月上旬〜8月末まで(変動あり) |
営業時間 | 11:00〜20:00(変動あり) |
宿泊者料金 | 無料 |
ビジター料金 | 大人1,200円 小学生800円 幼児600円 |
キロロタウンにある屋内温水プールは、自然光が入る屋根の高い設計で25mの本格的な温水プール。
最大水深1.25mで、子ども用プールは85cm・55cmです。
売店
営業曜日 | 営業時間 |
日曜日〜木曜日 | 8:00〜11:00,17:00〜21:00 |
金・土・祝日 | 8:00〜11:00 |
1階に売店があり、北海道の名産品が並んでいます。
キロロタウンにある「リゾートマーケット」は週末のみ営業するため、ホテル売店は週末は午前中のみ営業になります。
ランドリー
洗濯機 | 1回 200円 |
---|---|
乾燥機 | 30分 100円 |
4階に5台の洗濯乾燥機が完備しています。
宿泊記レビューまとめ:キロロトリビュートポートフォリオホテルは微妙
キロロトリビュートポートフォリオホテルを選んだ理由は以下です。
- ウェスティンルスツから小樽市内までの間にあるホテルだった
- 室内プールがあるため天候に左右されない
ルスツ→キロロ→小樽市内へと2泊3日で北海道を周遊するにはちょうど良い距離でした。
連泊が多い我が家にとってはホテルが変わるワクワク感があったりしましたが、サービス面では少し残念なことがありました。
- 混雑していないのにチェックインに15分以上かかった
- ベッドをくっつけて欲しいと事前リクエストしていたのにされておらず、入室してこちらからお願いした
14時ごろの早めの到着だったのでロビーにはチェックインする宿泊客は私たちだけにも関わらず、チェックインに15分以上も時間を費やしました。
やっと案内された部屋のベッドがくっついておらずこちらから電話でお願いするも、聞いていませんでした…といった雰囲気を出され…なんだか残念な気持ちになりました。
キロロトリビュートポートフォリオホテルの基本情報
ホテル名 | キロロトリビュートポートフォリオホテル |
---|---|
住所 | 〒046-0593 北海道余市郡赤井川常盤128-1 |
TEL | 0135-34-7111 |
駐車場 | あり(無料/泊) |
チェックイン・アウト | 15:00 / 12:00 |
アクセス
新千歳空港から車で約90分の赤井川村という山間部にあります。
小樽市内とキロロリゾートを結ぶホテルシャトルバスが無料で運行しています。
参考:キロロリゾート公式サイト
夏と冬のシーズンで、バス出発地・料金内容が異なるので利用の際には必ず確認が必要です。
私たちは1泊目にウエスティンルスツに宿泊しニセコ周辺からキロロリゾートを目指しました。
ニセコと小樽市内を結ぶメープル街道沿いには、大きな看板がキロロリゾートへの入口になります。
駐車場
セルフパーキング式なので、ホテルエントランスで荷物を降ろし自分で車を止めにいく必要があります。
屋外駐車場は無料で、屋内駐車場は別途料金が必要です。