「服は何着持っていけばいいのかな・・・」
「海外で生理用品って買って使えるのかな・・・」
海外旅行に行くとき、女性は何を持っていくかとても悩ましいですよね。
あれもこれも持って行こうとすると荷物は多くなるし、かと言って荷物を減らすと不安だし・・・
今回は、いままで30ヵ国以上を訪れた筆者が、女性ならではの視点で「海外旅行に必須の持ち物〜女性編〜」をお届けします!
女性は荷物が多い!意外といらないものは?
女性の荷物で多くを占めるのは、やはり洋服ですよね。
帰りには旅行先でお土産を買ったりして荷物が増えるので、スーツケースに余裕はもたせたいところ!なので、持っていく服はできるかぎり厳選するのがオススメ。
ところで、海外旅行に行くときの洋服選びでは「種類」と「分量」で迷いませんか?
たとえばいい感じのレストランで食事をすることを考えると、クツを2足は持っていきたいな〜とかとか。他にも、旅行先で洗濯できたら荷物減らせるのにな〜と思うかもしれません。
パレオがあると超便利!現地調達してもいいかも!
観光用、ビーチ用、夜遊び用、部屋着などなどを考えながら洋服を揃えていると、意外なほど大荷物になってしまうビーチリゾートへの旅行。
もしもビーチリゾートに行くなら「パレオ」を活用すれば、持っていく洋服を減らせます!
リゾートホテルならたいていギフトショップでも手に入る大判の布ですが、これを服として使うと現地の雰囲気に素早く溶け込めるうえに「リゾート慣れした旅慣れた人」とも見える点でもオススメです。
使い方はネットで調べるとたくさん出てきますが、最も簡単なのは腰に巻いてウエストで両端を結ぶ巻きスカートで、ロングもショートも自在。上はノースリーブのカットソーやタンクトップでOK!
ビーチにも朝食やランチの装いにもぴったりです。現地になじんだ服装をしていると、ホテルのスタッフなど現地の人ともすぐに仲良くなれますよ。
いい感じのお店に行くならワンピースとパンプスが万能!
インスタ映えするおしゃれな料理を出すレストランに1度は行きたい、カップルならドレスアップしてロマンチックディナーをしたい、といったこともあると思います。
この場合は「ドレスコード」に注意が必要なのですが、基本的に、ノースリーブのシンプルなワンピースにパンプスを履けば十分どこでも通用します。
またはこの機会に、旅行先で新しく1着買うのもいいかもしれません。リゾート地を訪れると、ついつい現地で調達して、より旅行を非日常なものにできていい思い出になること間違いなし!
旅行先でさっと洗濯すれば荷物がちょっと減るかも!
旅行先のホテルで洗濯すれば、荷物を減らせるのでオススメです。
とはいえ、洗濯するといっても下着がメインになると思うので、それほど荷物の増減には関係ないかもしれませんね・・・。
参考までに旅行先での洗濯のコツを紹介します!
ちょっとでも荷物を減らし、現地でたくさんショッピングするんだ〜〜〜!という方は参考にして見てください。
旅行先での選択のコツ
旅行先で洗濯するといっても、おもに下着だと思います。いままでたくさん旅行してきましたが、現地で洗濯すれば3組で足ります。
もしも長めの日程での旅行でしたら、洗濯できると助かりますよね。
ところで旅先で下着を洗濯するために、日本から洗剤と洗濯バサミのついた小さな物干しを持っていきましょう!
洗剤はトラベル用の小袋に入ったものも売られていますが、普段使っている洗剤を100均で売られている容器(粉洗剤ならジップロック、液体洗剤なら詰め替え用ボトル)に詰め替えて持っていくので十分です。詰め替え用ボトルは、飛行機の気圧の変化で中身が漏れ出さないよう、ねじってしっかり蓋が閉まるタイプがオススメです!
まずは洗面所で水を貯めて洗剤を入れ、ぱちゃぱちゃと洗う。
そしてポイントは、軽くしぼったあとバスタオルの上に広げ、端から巻いて上から踏むことです!
これでかなり乾きやすくなります。あとは物干しに吊るしてシャワーカーテンのレールなどに吊り下げておけばOK!

もしTシャツも洗濯するつもりの場合は、日本から「針金ハンガー」を持参することをオススメします。
ホテルの客室クローゼットに備え付けのハンガーは、頭がU字形になっておらず、バスルームに干すためにひっかけられないことも多いためです。
ちなみに、もしも大量に洗い物ある場合は、自分で洗濯すると時間も労力もかかってしまいます。
旅先の時間は貴重なのに「なんで私、洗濯なんかしてるんだろ?」となってしまいますので、コインランドリーやランドリーサービスの利用を検討しましょう。
【女性向け】海外旅行の持ち物チェックリスト
ここから本題です!
パスポートやクレジットカードのような「絶対いるのは分かってる!」というものは省いています。そういうものもチェックしたい場合には「海外旅行の持ち物チェックリスト」を参考にしてください。
薬(持病の薬、風邪薬、胃薬、鎮痛剤など)
持病がある方はもちろん、健康な方も、普段飲み慣れている薬は、海外旅行にも忘れずに持っていきましょう。
外国で具合が悪くなってからでは、風邪薬ひとつ買うのもたいへんです。
海外旅行中は、ふだんと異なる生活リズムになるのはもちろん、時差ボケや気候が急に変わったりして旅行の疲れが溜まってきます。
そういったさまざまな理由で、体調を崩しかけることがよくあります。
せっかくの旅行なので万全の状態で楽しみたいのに、調子がイマイチ・・・とならないように、熱っぽい気がする、のどが痛い、など少しでも異変を感じたら、持参した風邪薬などをさっと飲んで早めに休み、翌日に影響が出ないようにする体調管理しましょう!
除菌シートやウエットティッシュ
日本の日常で使う機会がない方にも、海外旅行には持っていくことをオススメします。
手を洗いたいけれどすぐに洗えないとき、ちょっとここが汚いから拭きたい、というときに活躍します!
また、ファストフードや屋台のスナックなど、手を拭いてから食べたい、食べたら手がべとべとになった、といったことは意外と多いものです。
シャンプー・トリートメント・スキンケア用品
直接肌に触れるものはとくに、海外旅行には「ふだん使い慣れているもの」を持っていきましょう。
日頃海外ブランドの製品を使っている方でも、化粧水などは日本で売られているものは日本人向けの成分になっていることも多いです。
万が一肌に合わないこともあると思うので、日本から持って行くのがオススメです!
また「日焼け止め」は日本のものを持っていったほうがよいです。日焼けへの価値観が異なる国は多く、海外製品は日本人にはあまり役に立たないことも・・・。
というのも、日本人の「日焼けを避ける」という価値観は世界的に見ると特殊であり、「日の光が降り注ぐところでは、できるだけ日焼けするべき」という価値観もある場合もあるのです。
外国のリゾートは基本的に日焼けしたい人のための仕様になっていて、日よけの類が一切用意されていないことも多いです。
やっと日陰を見つけて涼んでいるとホテルのスタッフに「そんなところで何してるの」と、日の下に引っ張り出されることまであります(苦笑)
当然ですが、そのような国には日本人が求める高いUVカット効果があるものや、薄くついて透明にのびる使い心地のよい日焼け止めは、売られていないのです・・・。
生理用品
「向こうでも売っているから、持っていかなくてもいい」と騙されて(?)いざというとき困る、代表的なものが生理用品。
たしかに売ってはいるのですが、大きさが合わない、ゴワゴワしている、高機能を謳(うた)ってやたらと高い、なんてことがあります。
またタンポンが主流でナプキンはなかなか見つからない国も多いです。
なので生理用品も日本から持っていきましょう!もしも使わなかったときも、帰りの荷造りのときに割れ物のクッションとして便利に活用できますよ。
小型ナイフ
個人的にオススメしたいのは、食べ物に使うことを目的とした小型ナイフです!
例えば、ファーマーズ・マーケットで朝採りの果物を買ったとき、街角のパン屋さんで買ったパンを分けるとき、日本では高価で手が出ない塊のチーズが安くて買ってホテルで食べるとき、などなど・・・
ふとナイフを使いたくなる場面があるので、持っていくと意外と使えますよ。
なお、持っていくときは機内持ち込み手荷物ではなく、スーツケースに入れてください!ナイフを手荷物に入れていたら、保安検査場で取られてしまいますので・・・。
まとめ:これで海外旅行の持ち物はOK!
以上、女性向けの海外に持っていったほうがいいものの紹介でした!
海外旅行の持ち物は、旅行中の行動をイメージしながら選ぶと決めやすいです。
なお、一度の旅行ですべての持ち物を完璧に揃えられないのは当然のことで、多少足りなくて不便を経験することも、旅のよい思い出となります。
そして、自分で「あれを持ってくれば便利だったのに」と経験すると、次の旅行のときは忘れません。そうやって少しずつ、各自の「海外旅行の荷物」が決まっていくものだと思います。
楽しい海外旅行にしましょう!
▼そのほかの海外に持っていくべき荷物・アイテムについても、ぜひ合わせてお読みください。
